では、もし今マジェスタを手がけるとしたら、どんな仕様に?
大林: 実は今、作ってる。今のテイストも多少入れつつ、ドレスアップが一番熱いと感じた時代のクルマ。だから、バーフェンにこだわるし、赤マジェにこだわる。今の時代、黒や白やシルバーやノーマルフェンダーが流行っていても、自分の仕様には関係がない。
今回の新仕様について一番こだわっているのがホイールという。ちなみにそのホイールとは、昔オートサロンに出展していたエボリューションがデモカーに履かせていたOZペガソだ。「これは当時、買いたくても『売り物ではないから』と断られただけに、長年恋焦がれていたホイール。それが今、手元にある。しかも、デモカーが履いていたまさにそのもの。とあるツテにより偶然見つかったときは、もう嬉しくて・・・」と、その感動もひとしお!
大林: フェンダーのカタチはマジェスタが丸いから、丸っぽいフェンダー。あとは、前のマジェスタで出来なかった2JZ、160アリストのエンジン乗せ換え。俺は直線オンリーだから、コンピューターチューンくらいで。
オーディオはまだ決めてない。今でこそモニターが安くなったけど、俺らの時はものすごく高かったから、あの時はモニター入ってなかった。だから今は、モニターを入れたいと思う気持ちが強い。トランクにモニターをいっぱい入れようかと(笑)。とにかく、自分がやりたかったことをやる。どうせまた長い付き合いになると思うし。もちろんベースは140系!
金本: 僕は基本のスタンスはやっぱり皮変わらない。自分がしたいこと。大林クンと一緒ですね。流行っているからとかじゃなくて、自分が今、頭に描いているマジェスタを作るだけ。
今ホイールは変えてますよ。レーベンハートLSR20インチ。室内は作ったときから古かったので、やっぱり今思っている感じにしたいかな。僕もモニターは20枚くらい入れたいですね。 |