この「キングオブマジェスタ」とは大林氏が140系マジェスタに乗っていた時に、「俺はマジェスタの中でナンバーワン」と自分を鼓舞するために考えた言葉。その気持ちを込め、トランク裏に「king of majesta」とエアブラシで記したのである。
「なにがキングオブマジェスタやねんって言われるのではなく、いやあ、こいつやっぱりキングオブマジェスタやねといわれる意味も込めて入れました自分を追い込むというか。ある意味VIPCARの表紙になれたからこそ、今の俺があるんですよ。その時表紙になってなかったら、今どうしていたか分からない。表紙になったのに、あのクルマしょぼいなっていわれたくないからがんばったんですよ」と大林氏。
そしてそんな『称号』を、大林氏から、二代目として引き継いだのが金本氏だ。
金本氏: 昔から意識してましたから、本当に光栄です。その昔、アドミのエアロを組んで車高を落として、室内を白革にしていたんですが、自分の周りにそれくらいいじっているやつはいなかったから、地元では一番やと思ってたんですよ。でに、全国のオーナーに会うにつれて、自分はまだまだやなと実感してきて・・・。だからこそ、やるからには大林クンに追いつこうと、より強く感じたんですよ。 |